NEWS
DISCOGRAPHY
VIDEO
CONTACT
ERROR
2nd EP
前線
2020.04.13 Digital Release
2019年に結成された4人組バンド coemieによる2nd EP。
ソングライティングを全員が手掛け、繊細かつ色彩豊かに紡がれた世界観を特徴とする。
光彩が描く軌道上、前線は北上を続ける。

The 2nd EP by coemie, formed in 2019 consisting of 4 members.
Each of them composes the songs characterized by their vivid worldview.
On orbit of a ray, the front is going north.
全4曲収録
1.  HERO
2. ルピナスは忘れない
3. フラットソーダ
4. Flair
Teaser
Credits
    
coemie - HERO
Words & Music:たてべなお Arrangement:金子紫苑, coemie Vocal:たてべなお Piano:たてべなお Guitar:金子紫苑 Bass:金子紫苑 All Other Instruments & Programming:金子紫苑 Produced by coemie
    
coemie - ルピナスは忘れない
Words & Music:maharu Arrangement:星銀乃丈, coemie Vocal:maharu Piano:たてべなお Guitar:星銀乃丈 Bass:星銀乃丈 All Other Instruments & Programming:星銀乃丈 Produced by coemie
    
coemie - フラットソーダ
Words & Music:星銀乃丈 Arrangement:星銀乃丈, coemie Vocal:maharu, たてべなお Chorus:星銀乃丈 Piano:たてべなお Guitar:星銀乃丈 All Other Instruments & Programming:星銀乃丈 Produced by coemie
    
coemie - Flair
Words & Music:金子紫苑 Arrangement:金子紫苑, coemie Vocal:maharu Chorus:たてべなお Piano:たてべなお Guitar:星銀乃丈 Bass:金子紫苑 Drums:金子紫苑 All Other Instruments & Programming:金子紫苑 Recording & Mixing:淺野浩伸 Produced by coemie
Lyrics
1. HERO
作詞:たてべなお
白む空の向こう側
君がたってる
僕は1人だ
雨上がりの傘に 
虹を描いた
言葉はいらなかったよな

かかとを鳴らして消える
振り向くなよ
君がこたえなんだから
大きく息を吸った
胸が傷んだ
ちゃんと笑える
わかってたんだ

知らん顔しても
思い返してる
君の涙を
見えなくても
信じてるんだ
終わらせんなよ

叫べ
君は僕のヒーローだ
僕の右手を引いて走っていけ
何も当てにならないこの世界で
君とならって信じられたよ
brave story


傷つけ、傷つけられて
強くなると言われたけど
傷を追うたび 失ったものを数えるくせがついた
  
「想いが人を強くするんだ」
そう笑う君はいつでも傷だらけだったよな
もう動けない僕は置いていって
君はその手で世界を変えるんだ

だから

走れ
君は僕のヒーローさ
見えなくなった足跡が僕らを照らした
いつか夢が見れなくなっても
忘れないって誓えるよ
君と僕がここにいたこと
君も分かってるんだろ
brave story
2. ルピナスは忘れない
作詞:maharu
僕は君とは違うしな
言い訳ばかり考えた
強くはなりたかったそれは嘘じゃなかった

間違い探しで満たしてた
不細工な優越感を
ゴミ箱に捨てられなかったんだ

甘い汁ばかりを啜っていたら
舌がバカになってきちゃうね
ジャンクフードみたいな夢や希望じゃさ
腹は満たされやしないぜ

鳴らして書いてこの声で響かせ
まだまだ青いかな
鳴らして書いたこの曲が届くように
ここで歌わせてよ


君は僕とは違うから
言い訳は全部飲み込んだ
寝るだけのワンルームが僕のすべてに思えてしまったんだ


なにも言わないで置いてきた光も
近づく明日も

鳴らして書いてこの声で響かせ
まだまだ青くても
鳴らした書いたこの曲が自分だから
ここで歌わせてよ

ここで歌わせてよ
3. フラットソーダ
作詞:星銀乃丈
ねぇ もうわかってんだ
日常は僕を 置き去りに進むと
飲みかけたジュースは気が抜けたままで
まぁいっか きっと諦めてもハッピーエンド?

今すぐここで全部終わっても 
何が何を残せるかな
人身事故で帰れないホームに 
優しさ一つあれば思い留まったような

シンギング 僕は唄い歌うこの街で
そっと緩やかに続く坂道登って 
湧き上がるメロディーがほら 
宇宙になればいいだなんて 考えておやすみ

眠れぬ夜も 遠い明日も 
すべてが消えたとしても
放課後の教室に 
孤独のナイフ隠したままだろう 

恋も夢も君のように 消えてしまう 
もうだれも忘れてしまったあとにひとり
まばらに続く街灯の下 暗い夜を飛び越えて

今もまだ

シンギング 僕は唄い歌うこの街で
そっと緩やかに続く坂道登って 
湧き上がるメロディーがほら 
宇宙になればいいだなんて 考えておやすみ
4. Flair
作詞:金子紫苑
重い瞼を開けて
最後は惰性で落ちた太陽
見慣れない丘のずっと向こうだった
昨日かどうかも知らない
艶美な理想を撒いた日々に
振り返る訳もどうせ期待のまま

傾いた空 静寂の青
消え去るのかな
悴んだ手と瞳の退路
行かないでよ
明星を抱く前の
縁取った今日が待っているから
照り返したこの感覚を

閉ざしたのは僕の世界
雲の切れ間に降下して
背景の色に沿って
才物の形を映した
笑いかけた君だけが
眩いほどの光彩を
輝かせているんだよ
今 現実になるから


大地を強く踏んで
僅かな希望に満ちた感触
変われないだなんてきっと不精だろう
還る場所などないよ
僕ら悠久の中でただ
詰まりそうな息と混ざって澄んでいた

「近づいて、ほら」
傷ついてなお その声に相補した
君だって今 追憶の傍
応えてよ
いじらしげな蜃気楼
追い越してもっと前に行けるかな
現してその頭角を

思い出せない正夢も
確かな机上の空論も
綻びの影でそっと
僕が拍つ証になった 
出会えたなら仄めいた
顛末を欠いた幻想で
手繰り寄せて欲しいんだよ
もう届きそうなの


天球が描いた塔
飛び込んだ僕を待っているから
水面に落ちていく

覚ましたのは僕の世界
微かな君を辿って
背景の色に沿って
才物の形を映した
溢していた涙さえ
眩いほどの光彩を
輝かせているんだよ
今 現実になるから